<チーム・テイオー特別インタビュー企画>
日 時 2016年3月19日(土)
取材方法 メールにて
出席者 Hオーナー(クワイトファイン号の馬主)※2014年7月オーナーチェンジ
ソロモン (チーム・テイオーのリーダー)
事務局MことMichika (チーム・テイオーのサブリーダー兼ゲーム担当)
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今春、船橋競馬から金沢競馬に移籍し、
新たなスタートを切ったクワイトファイン号(牡6歳)。
ダービー馬5頭の血統を受け継ぐクワイトファインは、
日本競馬を愛するファンにとって、”生きる伝説”的な存在です。
テイオーの後継種牡馬としてマスコミに取材され、
話題の競馬ゲーム・ウィニングポストに登場するスーパーホースの父ともなりました。
現オーナーのH様はテイオーの大ファンで
クワイトファインとの出会いを大切にされていらっしゃいます。
2014年の、テイオー一周忌記念対談にも、ご協力いただきましたが、
今回もチーム・テイオー事務局からHオーナー様に、
テイオーファンが気になっていることを、
ズバリ直撃インタビューをさせていただきました。
インタビュー記事は、会員様限定閲覧となっていますので、
お取り扱いにはご注意をお願いしたく、よろしくお願いします。
リーダー ソロモン
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ソロモン :クワイトファイン号ですが、2015年5月26日、
待ちに待った南関東(浦和競馬)初勝利を挙げてくれました。
テイオーファンも皆、待ち望んでいた勝利で、歓喜で沸いておりましたが、
オーナーの、その時のお気持ちをお聞かせください。
Hオーナー:率直に嬉しかったです。私自身、個人所有としては初勝利でもありましたので。
もちろん、「勝利」が全てではありませんが、やはり勝負ごとなので、
勝てたことは「嬉しい」の一言につきます。
ソロモン :クワイトファイン号が、トウカイテイオーの後継種牡馬候補として、
マスコミやファンに注目されていることについて、オーナーとして
どのようにお感じになっていますか?
Hオーナー:ファインを譲り受けたのは、前オーナーと同じくテイオーの後継種牡馬
を残したいという思いがあったからですので、マスコミに取り上げられたり、
注目されることは良いことだと思っています。
もちろん、戦績からすれば、ファイン以外で後継が出たほうが、
今後の可能性は広がるということも承知していますが、少なくとも自分が
ファインを所有していれば、後継の可能性が無くなることはないと思いますし
何とかしたいなという思いは強いです。
私自身、テイオーがいたから今の自分があるといっても過言ではないので、
何とか血を残すかたちで恩返しをしたいなという気持ちはあります。
さらにいえば、一競馬ファンとして、ファインの血は日本競馬の歴史
そのもののように思うので、少しでも未来へ繋げたいという気持ちです。
ソロモン :クワイトファイン号が、船橋競馬から金沢競馬に移籍するとお聞きしました。
よろしければ経緯をお聞かせいただけますか?
Hオーナー:大きな理由としては、船橋の稲益先生から、そろそろ南関としては限界に来て
いるという話を頂いたからです。馬の調子等については、全て稲益先生を
信頼してお任せしてきましたので、その先生がおっしゃられるからには、
そろそろ限界なのだろうと思いました。
昨年、北陸新幹線も金沢まで開業しましたし、関東からも応援にきてもらい
易いのかなと思っています。
※インタビュアー交代いたします。(ソロモン→事務局MことMichika)※
事務局M :「ウイニングポスト」という歴史のある競馬ゲームソフトがありますが、
オーナーもかつてはプレイされた経験がおありとお伺いしました。
その最新作に「スーパーホース」の一般公募馬の父としてクワイトファイン号
が採用されることとなりました。
恐らく、オーナーさんや生産者さんも知っているというケースは少ないと
思います。(たとえば、ディープインパクトを父に持つスーパーホースは
いますが、金子氏や社台ファームさんは知らないと思う)
今回の採用について、率直なご感想をお聞かせください。
Hオーナー: ファインを父にもつ仔をスーパーホースに応募して頂いただけでも感激です。
加えて、採用頂いたとは望外のことと喜んでおります。
私も1作目からウイニングポストの世界を楽しんできました。
テイオーの有馬記念で競馬の途に入り、ウイニングポストをプレイしながら
知識を深めていったことで競馬をギャンブルではない面から
好きになれたと思っています。
そんなウイニングポストに自分が所有している馬がスーパーホースの父として
登場することになるとは!
15歳の自分には想像もつきませんでした。
これはこれで「一国の宰相になるよりも難しい」ことですね(笑)。
ウイニングポストは、他のゲームよりもオーナー色が強く、将来は、
本当にオーナーになりたい、テイオーの仔を持ちたいと思っていました。
縁あって、今、ファインを所有することになり、 私自身、15歳のときの夢を
叶えることができました。
ぜひ、リバイバルブームを通じて、今の若いファンの方にも、
SS以前の日本競馬に思いを馳せてもらい、脈々とつながる血のロマンを
味わって欲しいですし、夢をもって欲しいなと思います。
事務局M : 確かに、ウイニングポストというゲームは、オーナー色の強いゲームですね。
子供の頃はそのシステムがなかなか理解できず、どうしてもライトな
ダービースタリオンを好んでいましたが、大人になって、
ウイニングポストの奥深さ、馬をとりまく人々があってこそ実現する世界
なのだと感じました。
そのゲームユーザー、皆様、独自の箱庭牧場作りで頑張っているかと
思いますが、ファインの血を引く牡馬(リバイバルブーム号)と配合
して欲しい牝馬・系統はありますか?こだわりのファミリーはいますか?
Hオーナー:改めて血統表をみると、すごいの一言につきますね。
三冠馬をはじめとして、テイオー、タニノムーティエ、
タニノギムレット、ウォッカ、そしてヒサトモ(久友)の5頭の日本ダービーが
入っているなんて、正に東京優駿を取るために産れてきたような配合ですね。
ぜひ、更にダービー配合を推し進めて頂きたいので、ユーザーの方が
2018年までに作り上げた世界のダービー血統を重ねていって
もらえればと思います。
また、SSは日本競馬に光ももたらしたと思いますので、
SS系とのカップリングで世界を目指して頂くのもありかなと思います。
あと、個人的には、BosraShamが好きだったので、自分がプレイするなら
BosraShamの後継牝馬を選ぶかもしれません。
(現実でもレーヴドフィユを千代田牧場さんが輸入され、BosraShamの血も
繋がりそうで何よりです)。
事務局M :ファイン自身、ダービー馬だらけの血統ですものね。
それをさらに重ねていくこと、おもしろいでしょうね!
何頭血統表に名前を並べられるか!私もやってみます。
それで、まだ、私自身がゲーム未プレイのため、確認ができていないのですが
もし、ファインが種牡馬とし て登録されていたら、オーナーもゲームを再び
プレイしてみたいと思われますか?
Hオーナー:ぜひ久しぶりにやってみたいですね。
Hオーナー、お忙しい中をありがとうございました。
これからもファインの活躍を祈って、応援しています。
チーム・テイオー